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更年期におこる関節症状をしらべる大切な検査は・・・
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更年期におこる、長引く関節の症状(痛み、こわばりなど)や違和感を「年齢のせい」と放っておかずに、どのように調べていくのでしょうか?
まずは医師による診察や問診で症状をチェックします。同時に関節痛以外にも更年期に起こる様々な症状がないかどうかチェックします。
→レントゲンで骨の異常がないかチェック
→採血で症状に合わせた検査項目をチェック
→必要に応じて関節エコーで関節の中の腫れや炎症があるかどうかをチェック
このようにして、更年期障害による関節症に非常によく似た症状をおこす変形性関節症や関節リウマチといった重要な病気の可能性がないか確認し、それぞれの結果を総合的に判断して診断まで至るというのが、専門医療機関の標準的な診察や検査の流れになります。
行う血液検査に特殊なものが含まれているため結果が出るのに数日かかることが多く、結果説明は基本的に初診から1週間後に行われることが一般的です。
当院では実際に、このような診察や検査を行い、更年期関節症の診断となり、困っていた関節の痛みや動かしにくさなどがホルモン補充療法により楽になった患者さんや、検査の過程で実は関節リウマチであったことがわかり、リウマチの治療を変形が始まる前に早期に開始することができた患者さんなどを多く経験しています。
また、どの診断にも至らなかった場合でも、「重要な病気ではないことがわかり安心した」「ずっと気になっていたけど、しっかり検査してすっきりした」などの声をいただくこともとても多いです。
検査も採血程度の痛みや負担の少ないものだけで、最短2回ほどの通院で結果の確認までできるため、「年齢のせい」と放っておいてずっと気になったり、困ったりしているよりは一度診察や検査を受けられることを検討しても良いかもしれません。
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